行徳の夏祭りの幕開けとなる湊水神宮まつりが、6月28日㈯に行われました。
この日は最高気温34℃と猛暑日の一歩手前の真夏日。
昼間の参拝は危険レベルかも?と心配になるほどの厳しい暑さでした。
そんな暑い祭りの一日をレポートします。
※今年の開催情報はこちら
■午前中
午後からの祭り開始に先立ち、関係者出席のもと2つの神事が行われました。
まずは水神宮。
船橋大神宮の神職さんが祝詞を奏上し、関係者が順番に玉串を捧げます。
この神事は1年に1度の水神宮の「例祭」で、神様に感謝し無病息災や家内安全などを願うものだそうです。


続いて、行徳街道(旧道)に設置された神酒所でも神事が行われます。
こちらは神輿のお清めとお祓いの意味があり、祭りの無事を祈るものだそうです。


水神様のお祭りというと、川沿いにずらりと並ぶ露店をイメージする人がほとんどかもしれませんが、実はこの2つの神事と参拝がメインとなります。
■午後2時半
祭り開始から1時間半後。
参拝の行列ができていました。

浴衣姿で参拝、いいですね。
行徳の夏の始まりを感じさせてくれる光景です。

参拝するともらえるお菓子の詰め合わせは、この祭りの名物となっています。
「おこもつ」と呼ぶ紹介記事も目にしますが、その呼び名は昔の行徳弁で、今はほとんど使われていないそうです。

お宮の前ではお札やお守り、おみくじ、そして湊のご当地グッズを販売。
今年新発売された湊マークのTシャツも好評で、祭り開始前から買いに来られた方もいたようです。

露店会場は、人の数は多いものの、行列などはなくスムーズに流れています。
これぐらいの人出だと、余裕をもって露店を楽しめますね。
100店を超える露店が並ぶとあって、その種類はバラエティ豊かです。










露店を端から端まで流して撮影した動画がありますので、よろしければご覧ください。
お宮から少し離れた場所では、湊囃子連さんがお囃子を演奏。
揃いの浴衣姿でのお囃子も、この祭りの風物詩として定着しましたね。

堤防の段差が少なくなる下流側(露店の終わり側)もまだ人が少なくゆったりしています。


人が少ないのも、あの暑さではある意味納得。
暑くても空いているときに出かけるか、混んでも涼しくなってから出かけるか、悩ましい選択となりますね。
■午後5時半
夕方になり、だいぶ人が増えてきました。

露店会場に入るのに、長い行列ができていました。
湊の隣町の押切まで、100mぐらいの長さになるでしょうか。

露店会場反対の下流側は、まだ余裕がある感じ。
暑さのせいで今年は出だしが遅いのかもしれませんね。

参拝者の行列は30mほどに延びていました。

お囃子は体験会が人気を博していましたよ。


■午後7時半
参拝者の列は続いていますが、それほど長い列にはなっていません。

お囃子もいい具合いに観客が集まっていました。

お宮前の露店会場入り口に行ってみると、人でいっぱい。

露店会場に入るための列は、押切の先の伊勢宿近くまで延びていました。
170mぐらいだったと思いますが、何分待ちだったのでしょうか。

露店会場内は混雑しているように見えますが、実は詰まっているのは最初の方だけで、

中ほどはかなり空いていました。


反対に、堤防の段差が少なくなる下流側には人が溜まり、この混雑ぶり。

やなり水神様人気は健在ですね。
行徳中から集まったと思われるたくさんの人たちが、祭りの夜を満喫していました。
湊青年会さんのInstagramのよると、今年も露店会場の一方通行ルールを守らず途中から割り込む人たちが少なくなかったようです。
あれだけの規模の祭りを安全に運営するためには、ルールは必要です。
並ぶのが嫌な人は、時間をずらして早めの空いている時間に出かけましょう。
どうかごく一部のマナー違反の人たちのせいで、祭りが続けられなくなるようなことがありませんように。
一人ひとりがルールを守って、伝統の祭りを気持ちよく楽しみたいですね。
下の各カテゴリをクリックすると、 同じカテゴリのすべてのブログ記事を閲覧できます。
また、その下のボタンをクリックすると記事のシェアができます。
↓↓↓
コメントをお書きください