当サイトについて


行徳在住の元・行徳新聞記者による個人的趣味のサイトです。

 

さまざまな取材活動の中で、強烈に心を惹かれたのが行徳の祭りでした。

それは自分自身が、祭りのまちである浅草出身だからかもしれません。

初めは見慣れた三社祭との違いに驚き、白装束に違和感を覚え、一見同じように見える行徳の祭りの数にもとまどいました。

しかし毎年祭りを追いかけ、多くの方と出会ううちに、次第にその魅力にハマリ、気づいたらたくさんの写真や動画を撮り溜めていました。

 

「神輿のまち」の祭りのおもしろさを、もっと多くの方に知っていただきたい。

そしてこのまちの伝承文化を、いつでも誰でも気軽に見られる形にして残していけたら。

…そんな思いでこのサイトを立ち上げました。

 

とはいえ、地域の祭りの多くは口伝えで伝承されていくもので、資料などはほとんど残っておりません。

このサイトに掲載した内容も、自分が見聞きした話であり、必ずしも事実に基づいているとはいえないかもしれません。

そこに祭りを扱う難しさを感じておりますが、地元の皆さまにご意見やご指摘、ご協力をいただきながら随時修正・更新を進め、ゆるりと進化し続けるサイトにしていけたら幸いと考えております。

 

 

2020年にこのサイトを立ち上げたことがきっかけとなり、2022年に行徳まちづくり協議会様より発行された書籍「行徳の歴史と神輿と祭り」の祭りの章の執筆を担当させていただきました。

行徳の新たな郷土本として限定販売されているほか、市川市内の全小中学校や図書館・公民館、行徳地域の各神社や自治会などでもご活用いただいております。本書が多くの皆さまの地元への関心を深める1冊となればうれしいです。

また、書籍には掲載できなかったさらにディープな情報は、このサイトでお伝えしていこうと思っておりますので、お楽しみに。

  

祭りは、先人から受け継がれてきた伝統文化です。

一人でも多くの方に関心を寄せていただき、この独自の文化が次の世代へと継承され続けていくことを願ってやみません。

 

最後になりましたが、このサイトを作るにあたりご協力いただいた多くの皆さまに感謝し、心より御礼申し上げます。

 

 

     2020年10月15日(2022年10月10日一部更新)

「わっしょい!行徳」管理人(WG

 

 

 

当サイト掲載の写真や記事を転載・引用される際は、必ずこちらをご覧ください。

当サイトの紹介紙面や、ご協力関連についてもまとめて掲載していますので、併せてご覧ください。


 

<お断り>

*祭りや神社の名称表記は細かく統一されていないのが現状ですが、このサイトでは、神社の案内板で使われている表記を正式として使用しています。

例:「四ケ村」「四ヶ村」→「四村」

  「五ケ町」「五カ町」→ 「五町」

   「胡録神社」→「胡神社」(関ケ島)など

※「関ケ島」は、地元では「関島」(小さいヶ)の表記が使われることが多いようですが、市川市に確認したところ「関島」(大きいケ)が正式とのこと。当サイトでは大きいケで表記しています。

※本行徳の「神明(豊受)神社」(神社の案内板表記)は、五ヶ町の祭りを取りまとめる本行徳総鎮守豊受太神宮奉賛会に確認のもと、「神明社豊受太神宮」と表記しています(2022年2月~修正)。

 

*当サイトのページは随時更新いたします。メンテナンスのために一時的に非公開にすることや、予告なくページを削除することもございます。

 

*祭りの見物客や子どもの担ぎ手などの画像にはモザイクをかけておりますが、掲載に不都合のある画像がございましたらこちらからお知らせください。


参考文献

「市川市史 第二巻」市川市史編纂委員会(市川市) 昭和49年3月30日発行

「行徳物語」宮崎長蔵・綿貫喜郎共著 市川新聞社 昭和52年10月15日発行

「行徳の今と昔」行徳郷土史研究会(行徳公民館)1980年

 「行徳の塩づくり」市川市立歴史博物館 昭和58年3月31日発行

「改訂版 市川の歴史」 中津攸子著 ㈱ 市川よみうり新聞社  昭和58年4月5日発行

「いちかわ民俗誌」萩原法子著 崙書房出版㈱ 昭和60年(1985)11月1日発行

「郷土読本 市川の歴史を尋ねて」市川市教育委員会 昭和63年3月20日発行

「都市のジャーナリズム 江戸の都市計画」鈴木理生著 ㈱三省堂 1988年10月1日発行

「行徳レポート その(1)-年表・絵地図集ー」市川市立市川歴史博物館 1989年3月12日発行

「私たちの行徳今昔史・パート1~お年寄りが語るセピア色の行徳~」本行徳フォーラム(本行徳公民館) 平成11年3月発行

「行徳昔語り」行徳昔話の会 ㈱明光企画 2000年11月15日発行

「行徳五ヶ町秋の大祭」新井新悟著 平成13年3月

 「行徳郷土史事典」 鈴木和明著  ㈱文芸社  2003年11月15日発行

「明解行徳の歴史大事典」 鈴木和明著  ㈱文芸社  2005年3月15日発行

「市川市の石造物」市立市川歴史博物館 平成20年10月19日発行

「行徳歴史街道3 勃興-行徳塩浜の栄枯盛衰」 鈴木和明著  ㈱文芸社  2010年3月15日発行

「郷土読本 行徳の歴史・文化の探訪1」 鈴木和明著  ㈱文芸社    2014年7月15日発行

「郷土読本 行徳の歴史・文化の探訪2」 鈴木和明著  ㈱文芸社    2014年11月15日発行  

「郷土読本 行徳の歴史・文化の探訪3」 鈴木和明著  ㈱文芸社    2019年6月15日発行

「『葛飾記』の世界」鈴木和明著 ㈱文芸社 2015年11月15日発行

「詳解 行徳歴史年表」鈴木和明著 ㈱文芸社 2018年9月15日発行

「開館35周年記念・平成29年度企画展展示図録『浮世絵の世界と市川-利根川東岸弌覧を中心に-』」市立市川歴史博物館 平成29年7月16日発行

「市川市史 民俗編 台地・町・海辺の暮らしと伝承」市川市史民俗編編集委員会(市川市) 令和2年6月30日発行

「(見聞録)”米作り”と”茶”の文化・文明を訪ねて -雲南から日本へ 発祥・伝来・普及の道へー」折敷秀雄著 ㈱文芸社 2021年7月15日発行

「南関東における「オビシャ」行事について」林 英一著 獨協大学国際教養学部言語文化学科 紀要論文 2022年5月公開

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