妙典まつり

※こちらは過去の妙典まつりについての情報です。

 2023年の妙典まつりは、中止です。

会場

妙典交通広場(第1会場)、サークルデッキ(第2会場)

日程

 11月第1日曜(変動あり)  

※第17回(2022年)は10月最終日曜

主催 妙典まつり実行委員会
過去開催

第1回(2006年)~第14回(2019年)・第17回(2022年) 

※第15回(2020年)・第16回(2021年)は中止

■祭りの概要

「妙典を潤いのある街にし、子どもたちにふるさとの思い出を作ってあげたい」というコンセプトのもと、2006年にスタートした地域の一大イベント。

 

会場にはグルメ屋台のほか、輪投げや射的、UFOキャッチャーなどのゲーム屋台や、手作り体験コーナー、白バイ・パトカー乗車体験など子ども向けの催しが並びます。祭りにつきもののアルコール類を販売しないのも、子どもを主役としたこの祭りのこだわり。特設ステージでは、地元中学校をはじめ地域の子どもたちや、地元に根付いた活動をしている人たちがダンスや歌、演奏などを披露します。子ども神輿と山車の巡行もあり、ふるさとの祭りらしさを演出しています。

※2022年は、白バイ・パトカー乗車体験、子ども神輿と山車の巡行は中止。

 

地元の自慢の神輿を子どもたちにも見せたいと、第12回(2017年)からは、上妙典(現在の妙典一丁目・二丁目)の大神輿の展示と実演がスタート。第13回(2018年)には、これに女神輿の展示・実演と下妙典(現在の妙典三丁目)の獅子頭の展示が加わりました。第14回(2019年)には、下妙典獅子頭も実演を行い、オール妙典のそろい踏み実演が実現しました。

 

しかし盛り上がったところで、withコロナ時代に突入。第15回(2020年)と第16回(2021年)は残念ながら中止となりました。

 

第17回(2022年)はコロナ禍での開催となるため、飲食屋台やステージなどの規模を縮小。フードゾーンを設け、食べ歩きを禁止としました。また新たにイオン市川妙典をつなぐサークルデッキを第2会場としたり、神輿の巡行ルートをロータリー外に広げるなど、密にならないよう感染拡大防止に配慮しながら開催されました。

■2022年 開催日程

日時:2022年10月30日(日) 11:00~16:00 ※雨天中止

場所:妙典交通広場(第1会場)

   サークルデッキ(第2会場)

内容:ステージイベント、模擬店、神輿渡御 

 

ステージ 13:00~16:00

神輿巡行 12:00~14:00

 

2022年のステージは午後のみで、歌やダンスなどを披露。毎回トリを飾っていた「東妙典吹奏楽団」は出場しませんでした。

またコロナ感染拡大防止のため、白バイ・パトカー乗車体験や子ども神輿の巡行も行われませんでした。

 


■会場マップ (2022年)

第1会場

①本部 ②~⑤神輿展示 ⑥キラキラシャボン玉 ⑦焼き鳥 ⑧フランクフルト ⑨焼きそば ⑩ピザ ⑪ジュース ⑫ステージ進行指揮所 ⑬ステージ音響 ⑭ステージ ⑮ベンチ(飲食用) ⑯ベンチ(観客用) ⑰射的 ⑱UFOキャッチャー ⑲輪投げ

 

第2会場

①生花 ②焼き芋 ③フルーツサンド・梨 ④アップサイクル糸を使ったワークショップ・雑貨 ⑤おゆずり良品骨董市 ⑥シルクスクリーンワークショップ ⑦佃煮 ⑧ドレッシング・コーヒー ⑨陶器 ⑩焼き菓子・雑貨 ⑪手芸品・雑貨 ⑫パン・雑貨 ⑬古本 ⑭ドライフラワー・雑貨 ⑮焼き菓子・綿あめ・ボールすくい

 

※第2会場では、無印良品イオン市川妙典を中心に「つながる市」が開催され、上記の店が出店されました。④と⑥のワークショップについてはこちらに紹介されています。



神輿

上妙典・神社神輿(宮神輿)

製作者

 地元宮大工・宍倉寅吉氏、宍倉徳太郎氏

(装飾作者 後藤直光)

製作年

 昭和3年9月
台輪寸法  四尺一寸

上妙典八幡神社の神輿です。詳細はこちらをご覧ください。

下妙典・獅子頭

製作者

 後藤直光

製作年

 安政年間(1854~1859年)
アゴ寸法  二尺三寸

下妙典・春日神社の獅子頭です。2022年夏から2023年春まで修復中のため、2022年の妙典まつりには登場せず。

 

修復についての記事はこちら

獅子頭についてはこちらで解説しています。

上妙典・中神輿

製作者

 後藤直光

製作年

 不詳
台輪寸法  二尺

元は神田明神に納められていた神輿。市川市行徳ふれあい伝承館に展示されていましたが、2019年に上妙典八幡神社に寄贈され、2021年秋に神社の神輿蔵に移動しました。

妙典まつり女神輿

製作者

 後藤直光

製作年

 不詳
台輪寸法

 一尺八寸

元は天祖神社に納められていた神輿。普段は妙典センタービル1階入口に展示されています。

妙典まつり子ども神輿

製作者

 後藤直光

製作年

 
台輪寸法  一尺五寸

普段は妙典センタービル1階入口に展示されています。



神輿・獅子頭の実演について

■神輿の実演について(2022年)

これまでの妙典まつりでは、神輿の実演は妙典駅前ロータリー内のみで行っておりましたが、2022年は密を避ける意味もあり、巡行ルートを大幅に拡大。妙典中央通りのユニクロ前からセブンイレブン前までの間を練り歩きました。

下妙典春日神社の獅子頭は現在修復中のため、今回は登場せず。

また上妙典の神輿は、前回までの大神輿ではなく中神輿が出ました。

 

神輿の担ぎ手募集についてはこちらの記事をご覧ください。

■神輿・獅子頭の実演の様子(2019年)

 

2019年の祭りでは、獅子頭・大神輿・女神輿・子ども神輿と山車が順番に駅前ロータリーをまわりました。

 

2022年の様子は、こちらの記事をご覧ください。

 

●動画

 2022年

 

2019年


■オリジナルキャラクター

 

オリジナルキャラクター「てるぼー」は、イベントの日の晴天を願うてるてる坊主。

2016年から、このてるてる坊主がなんと「晴れパンダ」に大変身!

 

 

■オリジナルグッズ

妙典まつりのオリジナルTシャツは1枚1000円。「てるぼー」と「晴れパンダ」のデザインがあります。

 

 

■晴天祈願

祭り当日が天候に恵まれないことが多かったことから、2012年より、まつり前に関係者が東京・高円寺の気象神社で快晴を祈願しているそうです。

 

 


■ポスター

妙典まつりのポスターはとってもユニーク。

公開当時、妙典中生徒の父兄でデザイナーだった金城聡氏が、毎年手掛けています。

順番に見てみると、まつりが天候との闘いであったことがよくわかりますね(笑)。

 

※画像をクリックすると、拡大して見ることができます。

 

各ポスターを1年ごとに見てみましょう。



祭り開催の歴史

 新しく生まれた街に祭りを

市川市妙典土地区画整理組合の土地区画整理事業により、1999年4月に、妙典地域の東西線南側に新しい街(妙典四~六丁目)が生まれました(妙典駅の開業は2000年1月)。

東西線北側の旧・上妙典(妙典一・二丁目)と下妙典(妙典三丁目)には古くからの神社があり、祭礼が受け継がれていますが、この新しい街でも住民同士が交流を深めたり、子どもたちのふるさとの思い出となるような祭りを行い街の活性化を図りたいと、2006年からスタートしました。地元企業や自治会、子ども会などが一体となって運営を行っています。

 

当初は10月を中心として開催日の試行錯誤が続けられていましたが、地元の祭礼や小中学校の行事と重ならない日程ということで、第9回(2014年)より11月の第1日曜に固定されました。

 

※2022年は10月の最終日曜日に開催されました。

 


過去の開催年月日

●第1回 2006年11月18日(土)  子ども神輿は駅前から妙典公園までを往復 

●第2回 2007年10月7日(日) 

●第3回 2008年10月5日(日)  てるてる坊主のキャラクター・てるぼー誕生

●第4回 2009年10月4日(日)  インフルエンザで妙典地区の小中学校が学級閉鎖。感染拡大防止のため中止 

●第5回 2010年10月10日(日)  前日から当日朝までの雨でステージが設営できず。規模を大幅に縮小して開催

●第6回 2011年10月15日(土)  当日午前の雨と強風により、プログラムを変更して開催。※子ども神輿巡行は駅前広場のみ

●第7回 2012年10月21日(日)  気象神社で快晴祈願スタート

●第8回 2013年9月29日(日) 

●第9回 2014年11月2日(日) 

●第10回 2015年11月1日(日)  Tシャツ販売開始

●第11回 2016年11月6日(日)  てるぼーが晴れパンダに変身 

●第12回 2017年11月5日(日)  上妙典(妙典一丁目、二丁目)の神輿の展示と実演がスタート 晴れ子パンダ登場

●第13回 2018年11月4日(日)  女神輿の実演と下妙典(妙典三丁目)の獅子頭の展示がプラス

●第14回 2019年11月3日(祝・日)下妙典獅子頭の実演もプラス 

●第15回 2020年         新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止

●第16回 2021年         新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止

●第17回 2022年10月30日(日)  イオン市川妙典サークルデッキを第2会場とする。上妙典の中神輿のみが、妙典中央通りを巡行

オール妙典の祭りへ

新しい街の子どもたちのためにスタートした祭りですが、第12回(2017年)から上妙典の大神輿が参加するようになりました。実はこれは簡単なことではなく、門外不出とされている神輿を氏子地域外で担ぐことは、それまでの伝統を打ち破ることでもあり、まつり実行委員会の長年の悲願であったそうです。

翌年には下妙典の獅子頭も加わりましたが、このときは展示のみ。その次の年にやっと実演が叶い、旧妙典が揃って実演を行うに至りました。

行徳では四カ村の祭礼(湊)でしか見られない女神輿が登場したのも、新たな歴史の一歩ですね。

旧妙典が参加するようになったことにより、「新しい街の祭り」から「地域全体の祭り」に変わってきています。

 

行徳一の重量級神輿と女神輿、そして獅子頭の珍しい担ぎを一度で見られるのは、実はかなりレアなこと。

子どもたちがそれらを間近に見て、迫力を肌で感じ、妙典という地域に誇りや愛着を抱くようになれば、それがこの祭りの真骨頂ともいえるのかもしれません。

「妙典まつりは、まだ飛び立ったばかりの段階」と実行委員会。今後どんな飛躍を見せてくれるのか、楽しみですね。


担ぎ

担ぎ手団体

発足:2011年(平成23年)10月10日

会員数:約40名

獅子保存会

発足:1980年(昭和55年)10月15日

会員数:約20名

※女神輿は、連絡グループはありますが、正式な組織は結成されていないそうです。



妙典交通広場

※妙典駅ロータリーの正式名称は「妙典交通広場」です。

 

千葉県市川市妙典4丁目1

 

東京メトロ東西線 妙典駅徒歩1分

■Google マップ

※交番の地図になっていますが、交番前のロータリーが第1会場です。


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