行徳について

まずは基本のキ

そもそも行徳ってどこにあるの? どんなところ?

行徳は千葉県北西部にある市川市の、江戸川より南を指す広域地名です。

市川市の行徳支所管内の地域を指します。

都心まで20~30分程度というアクセスの良さから、東京のベッドタウンとして人気の地域で、人口は約16万9千人(2025年)。これは市川市全体のおよそ3分の1にあたります。

都心へのメインの足となる東京メトロ・東西線は、その混雑ぶりが有名で、通勤ラッシュ時の混雑率はかつて日本ワースト1位となっていました(注1)

JR京葉線沿いの臨海部は、工場や倉庫が立ち並ぶ工業地帯で、 アマゾンや楽天の物流拠点もあります(注2)

 

一方で豊かな自然も残されており、野鳥の生息と緑地保全のために造成された「行徳近郊緑地」には、天皇陛下が皇后雅子さまにプロポーズされた場所である宮内庁新浜鴨場と、野鳥を観察できる施設(新施設「あいねすと」は2020年10月11日開館)のある行徳鳥獣保護区があります。

また、お隣の浦安市にある東京ディズニーリゾートは自転車でも行ける距離にあり、毎晩打ち上げられる花火の音を時報のように聞いている人も多くいます。

 

近年は、中国や韓国、東南アジアからの外国人居住者の増加が目立ち、その数はおよそ11,500人(2025年)。

市川市に居住する外国人(約23,800人)の半分が、面積でいえば5分の1ほどしかない行徳地域に集中して住んでいることになります。

 

(注1) ワースト1位は東西線木場→門前仲町間のピーク時間の混雑率で、199%(2017年度/国土交通省)。2022年度版では、混雑率138%で第10位となっています。

(注2)「市川塩浜駅」周辺は、現在大規模な都市整備が進められており、数年後には新しいまちが誕生する予定です。