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2025相之川の祭礼レポート② 本祭り

 

2025相之川の祭礼レポート① 祭り準備~宵宮編の続きです。

翌日の本祭りの様子をレポートします。

 

この日はお隣の香取神社でも3年に一度の四カ村の大祭が行われたため、掛け持ち取材となりました。

 


本祭り/10月12日㈯

宮神輿渡御(午前)

前日降り続いた雨も上がり、今年は9年ぶりに朝から神輿渡御ができそうです。

四カ村の宮出しを見届けてすぐに相之川に向かうと、神社を出た神輿の隊列は南行徳駅に向かってえんぴつ公園(南行徳公園)に差し掛かろうとしているところでした。

 

浦安丸音會さんのお囃子を先頭に、

 

神職さんがお祓いしながら、神輿を先導します。

 

相之川が誇る台座三尺五寸の立派な大神輿です。

 

行徳では数少ない「江戸前担ぎ」を行うのがこの祭り。

江戸前らしく衣装は半纏を着用しますが、昭和の時代には相之川も行徳伝統の白装束を着用していたそうです。

 

神輿担ぎは男性のみとされる行徳の白装束の祭りとは違って、この祭りは男女一緒に「えいさー」「えいやー」「ほいや」など自由なかけ声で軽快なステップを踏みながら進みます。

 

南行徳駅北口のロータリーでは、地元相之川の「風陣太鼓」さんが迎え太鼓を打ち鳴らし神輿を迎えます。

 

神輿がロータリー内に入って来ました。

 

神職さんが神輿を見に集まった人たちをお祓いしてくださいます。

 

力強い太鼓のリズムと渡御の笛の音、そして威勢のよい掛け声が合わさり、江戸前担ぎはとてもにぎやか。

 

音頭取りの方の手締めで神輿を置き、休憩に入ったところで自分は一旦離脱しました。


自治会神輿巡行

午後から再び相之川に戻りました。

今井橋交番の近くに大・中の宮神輿と自治会神輿が並んでいます。

左から宮中神輿、宮大神輿、自治会神輿
左から宮中神輿、宮大神輿、自治会神輿

 

この自治会神輿は地元相之川の神輿会・行徳 相祭會さんが所有する神輿で、最近では行徳まつりでもおなじみですね。

今回33年ぶりに自治会神輿として大祭に出ることになりました。

 

その相祭會会長の仕切りで、

 

いよいよ自治会神輿の巡行スタートです。

 

先導するのは丸音會さんのお囃子です。

 

台輪四尺の巨大神輿は、行徳でも1、2を争う重さといわれています。

(この神輿については、行徳まつりの記事で詳しく紹介しています。)

 

自治会神輿の巡行ルートは、行徳街道(旧道)の今井橋交番近くから「くらしハウス相之川いまい店」までのおよそ370m。

普通の速さで進むとあっという間に終わってしまう距離なので、音頭取りから「ゆっくり、ゆっくり!」という指示が何度も繰り返されます。

 

なるべく前進しないように揉み続け、一旦休憩。

 

再開後も時間をかけてゆっくり進み、

 

およそ50分で自治会神輿の巡行が終了しました。


宮神輿渡御(午後)

続いて宮神輿です。

午後の部は風陣太鼓さんの太鼓を先頭に、踊りのパレード、

 

子ども山車、

 

子ども神輿、

 

お囃子、

 

そして3人の神職さんと相之川自治会長が続き、2基の宮神輿を先導します。

 

上の写真には写っていませんが、巫女さんもいましたよ。

神職さんがずらりと並んで神輿を先導する光景は、相之川ならではですね。

 

田中甲市長が見えたと思ったら、

 

いつのまにか大神輿を担がれてました!

 

相之川では、これまで半纏は自治会のものを着用するという決まりがありましたが、今回の祭りでは自治会半纏のほか、事前に半纏合わせをした祭り同好会の半纏も着用可能となり、さまざまな半纏姿が見られます。

その中でも目立つのが、行徳相祭會と行徳神楽會の半纏だと思います。

相之川は自治会や神社の下部組織として神輿担ぎを行う団体がなく、この2つの同好会が音頭取りを務め神輿を仕切っています。

 

前回6年前の祭りでは見られなかった行徳揉みが今回の祭りで見られるか注目しておりましたが、見事復活!

 

まずは大神輿。

地すりは白装束の行徳揉みとは担ぎ手の向きや掛け声が異なります。

この形は新井熊野神社の祭り行徳まつりでも見られ、行徳の江戸前版地すりとして定着しましたね。

 

さしは両手で神輿を高くさし上げます。

片手でさす白装束の揉み方とは少し異なりますが、浦安のさしのように回転するときに担ぎ棒を手でたたかないのが行徳のこだわりだそうです。

 

そして放り受けです。

白装束の放り受けでは神輿が宙に浮いている間に手を叩きますが、江戸前では叩かないようです。

 

続いて中神輿です。

まずは地すり

 

さし

 

そして放り受けです。

大神輿より軽い分、神輿が高く上がっていましたよ。

 

大神輿・中神輿ともに江戸前版行徳揉みをしっかり見届けることができたので、自分はここで再度離脱し四カ村へ向かいました。

 

読者の方がこの後の渡御の写真を提供してくださいましたので、こちらでご紹介させていただきたいと思います。

日も落ちてきて、神輿がライトアップされていますね。

 

この後も関係者宅をまわるなど、大変盛り上がっていたようです。

 

ここまでの神輿渡御の様子を動画にまとめています。

ぜひ併せてご覧ください。


宮入り

自分は先に始まっていた四カ村の宮入りを見ていましたが、四カ村は神社に入るまでまだ時間がかかりそうだったので、一旦抜けて相之川へ戻りました。

 

日枝神社境内にはたくさんの人が集まり宮入りを待っていました。

 

風神太鼓さんによる迎え太鼓が神輿を待つ気分を高めています。

 

神社前で最後の休憩を終えた神輿が、いよいよ神社に入っていきます。

ここですんなり入るのが、白装束の祭りとは大きく異なるところ。

 

相之川の祭りのクライマックスは、これから。

境内で2基の神輿の揉み合いが続き、大盛り上がりとなります。

 

自分は途中で離脱してしまいましたので、再び読者の方にご提供いただいた写真でご紹介したいと思います。

 

2基が競うように揉み合い、迫力満点!

 

この後、先に中神輿、

 

続いて大神輿の拍子木が打ち鳴らされ、今年の神輿渡御がすべて終了となりました。

 

この白熱した宮入りの様子はぜひ動画でご覧ください。


こうして6年ぶりの大祭が大盛況のうちに終了しました。

今回の大祭はこれまでと変わった部分も多く、ある意味祭り変革の年となったようです。

そこにはよりよい祭りにしていこうという関係者の皆さまの強い思いを感じました。

次回、3年後の大祭も楽しみにしたいと思います。

 

 

最後になりますが、写真と動画をご提供いただいた読者のHさんにこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

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