■午前中
朝から雨が降り続いています。
午前中に胡録神社を訪れてみると、すでに参拝者がちらほら。


笹団子の配布が始まっていたので、さっそく自分も参拝させていただきました。
持参した昨年の笹を「古い笹入れ」に入れ、新しい笹団子をいただきました。


参道脇に設置されたお札授与所では、胡録神社のお札やお守り、おみくじが頒布されています。
普段は無人の胡録神社でお札やお守りをいただける貴重な機会となりますね。

拝殿で祭礼神事が始まりました。
一般には公開されていませんが、本来祭りのメインとされる大事な神事です。

雨が降り続いているせいか、神社境内も隣の胡録公園も屋台の準備はまだで、待機状態のようでした。


■午後4時台
心配していた雨も午後にはあがり、天気が急速に回復。
晴れました~!!
そういえば確か昨年も同じような天気だったことを思い出しました。
梅雨のまっただ中なのに、またも奇跡的に天気が回復したのは、胡録神社の神様のご加護でしょうか。
きっと行徳民・行徳っ子の強い願いが天に届いたのでしょうね。
まもなく午後5時になろうかという時刻。
すでに参拝者の列ができています。

胡録公園もそろそろ混み出してきたかなと思いきや、この人の少なさ。


5時前はまだこんなにすいているんですね…。
神社境内の露店もこんなにゆったり。


平日なのでこの時間に行ける人は限られそうですが、可能であればお勧めの時間帯です。
■午後5時
午後5時をまわりました。
神社前の人通りが多くなってきました。
浴衣や甚平姿も見られます。
雨があがって本当によかったですね。

公道の露店。
午後5時15分頃はまだ空いていましたが、


そのわずか15分後の5時半には一気に人が増えて、この混みよう。

同じ通りに面する飲食店が路面販売を行っていました。


本来湊新田のお祭りという意味では、地元の飲食店が潤うのはとても大事なことですね。
駅前公園近くでは、こんなお祭りもやっていましたよ。


■午後6時
参道脇で、恒例の行徳太鼓連さんの太鼓演奏が始まりました。
力強い太鼓の音と勇壮なパフォーマンスは見応え十分。


参道に並んでいた子どもも一緒に踊って盛り上がっていましたよ(笑)。

日が暮れてくるにつれ、神社境内や公園の露店が混雑してきました。


とはいえ、昨年から敷地内の露店の数を減らしたのが功を奏し、一昨年のようなひどい混雑にならずに済んでいるようです。
露店は年々バラエティ豊かになってきていますが、いつの時代も子どもたちに人気なのがこの射的。

仕組みは変わらずとも、射的の的には時代が反映されているようで。
昭和の頃は陶磁器の小さな人形が多かった気がしますが、すっかり見かけなくなりましたね。
今は箱モノが主流のようです。
■午後8時台
一旦離脱し、再度会場に足を運んだのは、祭り終了30分前の午後8時半ごろ。
参拝の列はいまだ続いていました。
笹団子は最後まで配付されていたそうです。

露店は、一見かなり混み合っているように見えますが、

よく見ると公園も


神社境内も


公道も


人気の店には列ができているものの、全体的には人が少なく、ピークアウトした雰囲気でした。
おそらく一番のピークは7時台だったと思いますが、どんな様子だったのでしょうか。
一番のピーク時を見ていないとはいえ、今年もこの祭りの変わらぬ人気を実感いたしました。
行徳の夏に、水神さまとこの祭りは欠かせませんね。
今回一つだけ残念だったのは、神社境内に地口行灯が飾られなかったこと。

地口行灯とは、歌や格言、ことわざなどを、絵と共に描いた行灯です。
昭和20~30年ごろの胡録神社は田んぼの中にあり、夜は真っ暗になるので、祭りの夜はこの地口行灯が参道を明るく照らしたそうです。
当時の祭りを知る人にとって、神社まで続く行灯の灯りは懐かしい情景となっているようです。
その行灯が一昨年の祭礼で復活し、昨年も続きましたが、3年目となる今年は設置が見送られたようです。
再び途絶えてしまわないよう、来年は復活されるといいな。
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