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夏越の大祓 開催情報

6月30日は「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」です。

 

「大祓」とは、半年間の罪や穢れを祓い清める、日本古来の神事です。

そして6月30日の大祓を「夏越の祓」、12月31日の大祓を「年越の祓」といいます。

 

行徳地域では、新井熊野神社で夏越の大祓に茅の輪くぐりができます。

また、今年から新たに相之川日枝神社でも夏越の大祓が行われるそうです。

今回は、その2つの祭礼についてお知らせします。

(このほか上妙典の八幡神社や押切の稲荷神社でも、氏子さんを対象に「人形(ひとがた/後述)」が配られ神事が行われているそうです。)

 


相之川日枝神社

相之川日枝神社では、今年初めて夏越の大祓が行われます。

今年の大祓当日は平日の月曜となるため、その前日の日曜日に大祓式が行われます。

事前申し込み不要ですので、当日お気軽にご参加ください。

 

日時:2025年6月29日㈰ 10:00~(受付9:30~)

場所:相之川日枝神社(千葉県市川市相之川1-2-19)

定員:先着15人

初穂料:2000円

 

詳しくは神社公式サイトをご覧ください。

 

 

 

当日受け付けを済ませると、「人形(ひとがた)」とよばれる人の形に切り抜いた紙と、神事で唱える「大祓の祝詞(おおはらえののりと)」が授与されます。

 

人形のお祓い

人形に名前と年齢を書き、その人形で体をなで、息を吹きかけて自分の穢れをうつします。

これを自分の身代わりとして、神事で祝詞を奏上してお祓いします。

 

大祓の祝詞

神事で神職さんが「大祓の祝詞」を奏上されるときに、授与された祝詞の文面を一緒に読み上げることができます。

神職さんと一緒に祝詞を奏上できる機会はなかなか無いので、大変貴重な体験となりますね。

半年間の罪穢れを祓い清めて心も体もリセットし、残りの半年を新しい気持ちで迎えられることと思います。

 

(夏越の大祓から少し脱線しますが、一緒にご紹介します)

なのはな御朱印

日枝神社は行徳で唯一神職さんがいる神社です。

しかし授与所が開くのは月に1回(日程は神社公式サイトまたは神社境内に掲示されます)。

他の行徳の神社同様、普段はほとんど人がいないので伝わりにくいと思いますが、実は新しい取り組みが次々と進められています。

祭礼神事の中で女性神職さんによる奉納舞が行われるようになったり、神社のお札やお守りを一新したり、初詣のおみくじ撮影台の設置や神社神輿の御朱印、「お祓い房州うちわ」(好評につき今年度は頒布終了)などかなり精力的に進められている印象です。

※奉納舞の写真は、日枝神社の兼務社である押切稲荷神社の祭礼で日枝神社の神職さんが舞を奉納されたときのものです。

 

そして昨年11月より新たに打ち出されたのが、「なのはな御朱印めぐり」です。

千葉県の女性神職の集まりである「千葉県女子神職会」による企画で、県内18カ所の神社で「なのはな御朱印」(500円)をいただいてまわるというもの。

クリックすると拡大できます
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さらに、上の参加神社一覧の中で「開」マークのついた神社で授与される「開花の栞御朱印」(500円)に、なのはなスタンプを押してもらい18の神社でコンプリートすると、満願記念品としてチーバくんの御朱印ファイルがいただけるそうですよ。

御朱印めぐりが好きな方は、ぜひトライしてみてくださいね。

 

また、日枝神社では神職さん手づくりの紙(神)札も配付中だそうです。

こちらニコちゃんマークの「『和』っしょい」と「行徳」という文字が書かれており、神職さんから、当サイトとネーミングがかぶってしまったとわざわざご連絡をいただきましたが、むしろうれしいことです。

 

相之川は今秋、3年に一度の大祭を迎えます。

前回、コロナ禍で祭りが中止となったため、実に6年ぶりの大祭となります。

わっしょい!で行徳が一つになり、盛り上がっていきますように。


新井熊野神社

新井熊野神社では、茅の輪くぐりの神事と「人形代(ひとかたしろ)」のお祓いが受けられます。

 

日時:2025年6月30日㈪ 11:00~

場所:新井熊野神社(千葉県市川市新井1-9-3

参加費:茅の輪くぐりの神事は無料(お賽銭の用意はお忘れなく)

※人形代は初穂料500円

 

    

 

 

茅の輪くぐり

神事は11:00からです。

船橋大神宮の神職さんを先頭に、神社総代や自治会役員、そして参拝者の順に列になり、茅の輪をくぐります。

茅の輪は、8の字になるように3回くぐります。


 

その後、お宮で参拝します。

 

 人形代のお祓い

人の形に切り抜いた紙に名前や住所、年齢、性別を書き、体の気になる部分をその人形でなで、息を吹きかけて自分の穢れをうつし、これを自分の身代わりとしてお祓いをしてもらうことができます。

1袋に2人分の人形代が入っています
1袋に2人分の人形代が入っています

 

当日は平日なので神事には参加できない人も多いと思いますが、受付時間内(当日8:00~10:00)に神社に行ければ、人形代を託してお祓いをお願いすることができるそうです。

また、茅の輪は例年7月15日ぐらいまで設置されていますので、それまではいつでも自由にくぐることができますよ。

 

※昨年のレポートはこちら

また、この茅の輪づくりの様子を取材した記事もぜひご覧ください。

 


早いもので、今年も1年の半分が終わろうとしています。

地元神社の神事に参加することで前半を振り返り気持ちをリセットし、後半への活力をいただくのもよいのではないでしょうか。

 

 

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