行徳の文化や歴史の伝承活動を行っている行徳郷土文化懇話会(峰崎進会長)が12月21日㈰、旧江戸川で舟運体験イベントを開催しました。
このイベントは、江戸川で実際に船に乗りながら、江戸時代に舟運で栄えた行徳の歴史を体感してみようという試みで、同時に、災害時に救援物資などの搬入経路となる緊急用船着き場の重要性について周知することも目的としています。
同会の会員や関係者、一般参加者など67人が3時間の船旅を楽しみました。
この日はあいにくのどんよりとした空模様。
なんとか天気がもってくれることを祈りながら、集合場所の常夜灯公園(本行徳)に到着。
この公園は、市の緊急船着き場としても整備されています。
ほどなくして浦安の船宿・吉野屋さんの大型屋形船が到着しました。
この日のコースは、常夜灯公園から上流に向かい、江戸川水閘門を通って市川南で折り返し、再び水閘門を通って下流に向かい、舞浜沖で折り返して常夜灯公園に戻ってくるというもの。
乗船前に、峰崎会長や見送りのために駆けつけた田中甲市長があいさつされました。
参加者全員で記念写真を撮影し、
市長に見送られながら出航。
屋形船ということで座卓が並んだお座敷席を想像していましたが、この船は椅子席でした。
船内では、峰崎会長から江戸川の舟運の歴史や、かつての浅子神輿の船渡御の話、夢の行徳舟運復活構想の話などがありました。
また会のメンバーで千葉県議会議員の田中幸太郎さんから、緊急船着き場の説明や押切湊橋の進捗状況(令和13年/2031年開通予定だそうです)、水閘門や旧江戸川の護岸改修の状況などについて話を聞くことができました。
江戸川水閘門に到着。
この水閘門は竣工後80年以上経過し老朽化が進んでいることから、令和15年/2033年度の完成を目指して全面的な改築を行う予定だそうです。
(工事について詳しく知りたい方はこちらの資料をご覧ください。)
普段は閉まっている水閘門が開く瞬間を、船上から見るというまたとない機会に、「すごい」「これは貴重な体験!」という感嘆の声があちこちから聞こえてきました。
この場面の様子はぜひ動画でご覧ください。
水閘門をくぐり江戸川大橋を越えると、船の屋上に出ることができました。
こちらは船宿・吉野屋店主の吉野公大さん。
今回自ら船長を務められ、写真撮影にも気軽に応じてくださいました。
心配されていた天気も次第に回復し、晴れ間も見えてきました。
遠くにスカイツリーも見えましたよ。
いつもは行徳から川向こうに見ていた篠崎の造船所やマリーナもこんなに近くに。
左手には島尻の工場やマンション群が見えます。
こちらは新川東樋門。
徳川家康が江戸に塩を運ばせるために開削した水路の入口です。
ここから始まる新川と小名木川で行徳と日本橋小網町が結ばれ、この航路にはやがて定期船が行き交うようになり、江戸時代の行徳に賑わいと繁栄をもたらしました。
(この辺の歴史については、こちらのページで解説しています。)
そういった歴史を踏まえて見ると感慨深いものがありますね。
川の真ん中に浮かぶ島、妙見島が見えてきました。
この角度から、
そしてこんなに近くから見られるのもレアですよね。
今井橋も下から見上げられます。
その向こうには東西線の橋が見えますね。
こちらは船宿・吉野屋さんの店舗。
吉野屋さんは、山本周五郎の小説「青べか物語」に登場する船宿のモデルとなっています。
ちなみに4年に一度の浦安三社例大祭では、吉野屋さんの前で神輿が大盛り上がりとなります。
東西線が通ると、皆さん一斉に写真撮影。
なぜか撮りたくなるその気持ち、わかります(笑)。
ディズニーリゾートが見える舞浜沖で折り返し、
再び常夜灯公園に戻ってきました。
水上から見る常夜灯も、かなりレアですよね。
こうして約3時間の船旅は大満足のうちに終了しました。
船内では参加者の自己紹介タイムもありました。
ご一緒した方と新たな交流が生まれたのもよかったです。
大変貴重な体験をさせていただいた行徳郷土文化懇話会の皆さま、本当にありがとうございました。
このイベントがまた開催されることを願っています。
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田中愛子 (火曜日, 30 12月 2025 12:56)
行文懇 今年最後のイベントであり船を使っての素敵な企画でしたから江口さんの丁寧な記録が又有り難く残ります
ありがとうございます♪又行文懇の行動と一緒しながら来年も宜しくお願いします
わっしょい!行徳 (火曜日, 30 12月 2025 22:06)
愛子さん、コメントありがとうございます。
こちらこそ素敵な体験をさせていただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。